TRANCE-AM project

企画書
July 20,2010








企画概要
・目標:夏休みの約60 日間を利用してロサンゼルスからニューヨークまで自転車のみを利用して横断する
・現地の人とのコミュニケーションを大切にする
・世界の中のアメリカという国の広さを自分の足で確かめる
・自転車という乗り物の持つ可能性を見直す
・意思の強さを計ってみる、一種の自分試し



アメリカ横断の理由
・夏休みの60 日という期間のもとで、最大限の距離を稼げ、大陸を横断したという達成感が得られるのが北米であったこと
・日本の様々な風景をみた上でのアメリカがどのように自分の目に映るか気になった
・日本にないもの、日本にしかないものの見識をより一層明確にしたい
・日本と外国との社会の仕組のちがいを身を持って体験したい



60 日間走行ルート(予定)
・Los Angeles → Las Vegas → Grand Canyon → Albuquerque →Springfield→ Nashville → Greenville →Washington D.C.Philadelphia →New York (※時間の余裕しだいで変更の可能性あり)
アメリカ西海岸から出発し、東海岸のニューヨークへ横断する
・比較的知名度の高い観光地などをチェックポイントして設定
・ルートのなかに山脈や砂漠も含まれる
・およその距離を5600km と見積もると、60 日間では一日平均93km という計算(十分可能な範囲)
・出発日は8 月10 日の予定。大学の夏期休暇である8 月、9 月をすべてこの旅のために投じる覚悟でいる



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【用途概算】
航空券 160,000 円
食費 90,000 円(一日1500 円で計算)
宿泊費 180,000 円(一日3000 円で計算)
その他 +α
合計 430,000 円
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【Table 1: 予算用】

道中の費用(Table 1参照)
・野宿することを考えると、Table 1より安く収まるかもしれない
・事前準備にかかる費用は含まれていない
・60日間の場合を計算した
・物の紛失、破損等で物を買いなおしたりする場合がある
・入場料のある施設、お金のかかるイベントがあるかもしれない
・スポンサーの協賛が得られなかった場合:親からの借金、学生ロン、貯金を崩すなどして賄う



スポンサー様へのメリット
・自転車旅のスタンダートブランドとなるチャンス
・アウトドア活動の要用品として世に広まるチャンス
・現地の人々からの波及効果
・若手応援企業というブランディング
・クチコミ等によるマーケティング効果
・自分の出版が実現すれば出版物によるメディアへの露出
・自分が撮影した写真を御社様の製品の広告としてカタログ等に掲載することができる(肖像権の許可)
・道中配布する自分の名刺の裏側にスポンサー様のロゴを表示。(自分と関わった人達に出来る限り渡すようにする)
・国外での使用においても力が十分発揮できるという信頼性の構築
・こういった企画において、現地の新聞や報道に注目された前例があり、現地のメディアへの露出の可能性も考えられる



日本縦断について
・京都→札幌、京都→屋久島と二回に分けて実質日本を陸路で縦断
・一回目は8 月の夏休み、二回目は3 月の春休みと、夏の暑さ、冬の厳しさを肌で感じつつ、日本の様々な憧憬の地を巡ることができた
・京都→名古屋→静岡→東京→松戸→筑波→仙台→盛岡→八戸→青森→函館→長万部→千歳→札幌(22 日間)経費:約18 万円
・京都→神戸→倉敷→広島→岩国→山口→下関→小倉→福岡→熊本→高千穂峡→延岡→宮崎→霧島→鹿児島→屋久島(21 日間)経費:約12万円
・パンクは合計十数回、ほとんどを手作業で修理
・道中の作業を通して自転車の基本的な修理方法、扱い方を習得
・無事故、怪我なし
・宿泊は、野宿、仮眠施設、テント生活、居候など。ホテルや宿には極力頼らず。
・他にも紀伊半島を一周(5 日間)経費:約3 万円



これからの自分の目標について
・大学で工学を学ぶ身として、未来技術の基盤となる体系の構築に貢献したい
・より広い視野で日本のものづくりを考えたい
・日本の誇る技術を国のために大きな利益をもたらす体制を整えたい

プロフィール
京都大学工学部物理工学科機械システムコース3 回生
・学部2 回生の時に自転車で日本列島縦断
・生まれは倉敷、小学校時代をニューヨークで5 年間過ごし、中学高校時代は筑波で過ごす
・全国英語エッセイコンテストで入賞経験
・英語スピーチコンテストで入賞経験